株式会社吉田酒造店

創業150周年を
むかえて

株式会社吉田酒造店は2020年に
創業150周年を迎えました。
1870年に創業し、
幾多の困難に遭遇しながらも酒造りを
続けてこられたのは、
先達の努力や同業者、地域の皆様、
そして何よりも支えていただいた
お客様のおかげです。
関係するすべての皆様に
心より感謝申し上げます。

当蔵は霊峰白山の麓、手取川扇状地の
ほぼ中央の穀倉地帯にあります。
素晴らしい自然に恵まれたこの地は
「酒造りの村」と呼ばれ、
多くの造り酒屋が「手取酒」や
「山島酒」を醸す銘醸地として
知られていました。

しかし、今では「手取酒」を
受け継ぐのは当蔵のみ。
これから100年先も
この美しい地域で酒造りを続けていく
ために私たちは変わります。
地元で愛されてきた味わい、
文化を大切にしながら
「自然と共存する持続可能な酒蔵」を
目指し、新たな取り組みを始めます。

霊峰白山の百年水、
力強い大地で育った米、
凛とした空気を表現する者として、
この自然と共存していきます。

創業150周年
記念動画 Full ver.

創業150周年を
むかえて

株式会社吉田酒造店は2020年に
創業150周年を迎えました。
1870年に創業し、
幾多の困難に遭遇しながらも酒造りを
続けてこられたのは、
先達の努力や同業者、地域の皆様、
そして何よりも支えていただいた
お客様のおかげです。
関係するすべての皆様に
心より感謝申し上げます。

当蔵は霊峰白山の麓、手取川扇状地の
ほぼ中央の穀倉地帯にあります。
素晴らしい自然に恵まれたこの地は
「酒造りの村」と呼ばれ、
多くの造り酒屋が「手取酒」や
「山島酒」を醸す銘醸地として
知られていました。

しかし、今では「手取酒」を
受け継ぐのは当蔵のみ。
これから100年先も
この美しい地域で酒造りを続けていく
ために私たちは変わります。
地元で愛されてきた味わい、
文化を大切にしながら
「自然と共存する持続可能な酒蔵」を
目指し、新たな取り組みを始めます。

霊峰白山の百年水、
力強い大地で育った米、
凛とした空気を表現する者として、
この自然と共存していきます。

創業150周年
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－制約と進化－

限りあるエネルギーを費やさず、
自然のサイクルから外れない
持続可能な酒造りがしたい。
自ら課した制約は考える力をくれる。
考えて、考え尽くした先に生まれる
閃きが進化になる。
目指すのはつなぐ酒、つなぐ蔵。
人、自然、地域、そして未来へ－

手取川
150周年記念酒

このお酒はこれからの吉田酒造店の酒造りを表現する１本です。
地元のお米、水、酵母にこだわり、石川県が得意とする山廃仕込みで醸しました。
原料米は石川県の新しい酒米「百万石乃白」。
最高の酒を造るために開発されたこの酒米は石川の大地と水の味がします。可能性を感じる「ダイヤの原石」のような酒米です。搾りたては荒々しい味ですが、熟成とともに唯一無二の魅力的なお酒になりました。
また、売り上げの一部を白山手取川ジオパークに寄付いたします。

- スペック	山廃純米大吟醸無濾過原酒
- 容量	720ml
- 原材米	百万石乃白
- 精米歩合	30%
- アルコール分	15%（原酒）
- 価格	7,777円（税別）
- 販売時期	2020年7月1日・11月初旬
- 取り扱い	手取川取扱酒販店、または店頭までお問い合わせください

11月発売の
ボトルイメージは
「米と泡と蔵」

蔵の周りで育った酒米、山廃仕込みの発酵中の泡、150年前から現存する蔵の写真に、
“PROGRESS COMES FROM LIMITATION（制約と進化）”の言葉をのせました。

白山の自然を
守るために

吉田酒造店は、白山の自然を守り、共存していくために150周年記念酒売り上げの一部を「白山手取川ジオパーク」に寄付いたします。白山手取川ジオパーク推進協議会と共に、白山手取川の自然への理解を深める催しを開催する予定です。
これを機に、この地の自然を100年、1000年と受け継いでいくことを目指した取り組みを進めて参ります。

「白山手取川ジオパーク」
詳細はこちら

創業150周年
特設ギャラリー

1870年
初代吉田与三右衛門

総本家第13代吉田八郎右衛門(現吉田倉庫)の次男として生まれ、
明治3年酒造業を始める。銘柄を「手取川正宗」とする。
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1890年
二代目とく、
婿養子の武雄

初代与三右門の三女として生まれ、明治、大正、昭和と激動の時代に86歳まで吉田酒造店を支える。
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1938年
三代目雄司、妻の外枝

昭和13年間から2年間満州に出兵。更に戦時中の企業整備により休業。
昭和25年吉田酒造店として独立して復活。
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1954年
四代目邦雄、妻の他似子

昭和27年火事により家屋全焼するも、持ち前のバイタリティーで家業を発展させる。
売上数量も200石から2000石まで拡大。
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1955年
「翁の友」へ名称変更

「手取川正宗」から慶び事にも悲しみ事にも用いられる「翁の友」に名称変更。
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1981年
「手取川正宗」復活

最初の半年間ほとんど売れず倉庫の在庫は減らなかったが、次第にお客様の口コミで評判が広がる。
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1988年
五代目外志雄

四代目の弟。「手取川正宗」発売を契機に全国展開を推進。
全国ブランドとしての地位を確立する。
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1997年
「吉田蔵」シリーズ
製造開始

1升1万円と言われていた大吟醸市場に1升2500円の大吟醸を世に送り出し、一大センセーショナルを引き起こす。
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1997年
2人杜氏制を導入

【左】「手取川」山本輝幸杜氏、【右】「吉田蔵」吉田行成杜氏。
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2005年
六代目隆一、妻の三和子

高品質で誠実な酒造りにより、昭和27年の家屋全焼から積み重なる巨額の借金を全額返済。
会社の立て直しを行う。
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2009年
ロンドンIWCでチャンピオン酒に輝く

これを契機に海外はもちろん、国内市場においても「手取川」「吉田蔵」のブランドイメージがアップする。
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2010年
七代目泰之の修行時代

山形県で「出羽桜」を醸造する（株）出羽桜酒造にて２年間の修業。
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2014年
山島の郷酒米振興会を結成

地元の米、地元の水、そして地元の環境で作ってこそ、真の地酒という
酒造りにおけるテロワールを目指す。
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2015年
映画「The Birth of Sake」上映

3年間にわたる酒造りを追いかけたドキュメンタリー映画。
トライベッカ国際映画祭など様々な国際映画祭で賞を受賞。
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2017年
「手取川正宗」「吉田蔵」の杜氏交代

山本輝幸杜氏から七代目泰之へ杜氏継承。
山本杜氏が掲げた「和醸良酒」の精神も受け継ぎながら、蔵の改革を始める。
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2020年
七代目泰之、妻の麻莉絵

泰之社長就任。地酒本来の姿に立ち戻り、持続可能な酒造りを目指す。
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